クリスマスのメッセージ
「そのころ、皇帝アウグストゥスから全領土の住民に,登録をせよとの勅令が出た。ヨセフとマリアはベツレヘムに上って行った。彼らはベツレヘムにいるうちに、月が満ちて、マリアはイエスを産みました。」
ルカ 2,1
マリアとヨセフは皇帝の命令によってベツレヘムに行き、他の人と同じように登録しなければなりませんでした。人を制約するため登録させ、世界を支配する権力の望みに服従しなければなりませんでした。その旅は、その時までに知った歴史の中でもっとも大きな官僚行為に対しての無力さの象徴です。
そのようにしているうちに、神は複雑な歴史の中でそっと働きながらキリストが誕生すべきところへ身ごもっている母親を導かれます。官僚主義者は気づかないうちに神を自分の家に産まれるように連れていきました。限りない自由の神は自分の固有な目的を続けるため相手の動きを利用する柔道家のように,目に見えない計画を実現しながらそこへ導いて行きました。
おそらく、現在の誘惑は
宿命論です。この世界を支配している権力は私たちのためにあまりにも強すぎ 何もできないと思うことです。第三世界では貧しさ、先進国では不景気と失業、アフリカでは独裁政治、中近東では暴力… これに対して何もできない?経済と政治の権力に対して服従するしかない?と言う諦めの誘惑です。
なお、家族と共同体にこの諦めへの誘惑が既に存在しているのかもわかりません。元の熱意と温か味を取り戻し 刷新させることができるのか、 過去にとらわれないで先に進めることができるのか。
多分、複雑な状況の中で真の対話がないため、新たな失敗を重ねていくことや、年齢の疲れのため「このままでいい」という諦めの考えを持つかもしれません。
しかしクリスマスで世界を支配する権力の企みを柔和で無駄にした限りない自由の神の誕生を思い起こします。私たちはクリスマスで諦めの束縛を感じている心に自由の扉を開いてくださる いつまでも若い心を持っている神を祝います。
このような状況の中にいる私たちのために産まれるイエス様は不意の出来事を使ってご自分の誕生しているところへ思いがけなく導いてくださる自発的、創造力のある神様です。イエス様こそ自由に歩むように道を開いてくださる神様です。
クリスマスおめでとうございます